12月ですね! そろそろシュトーレンを作るための準備として、ホシノの種を起こしました。 その傍らで作ったのがこちら、黄金のパン「パンドーロ」です♪ イタリアでクリスマスのお菓子とえば、パネットーネとこのパンドーロ(黄金のパン)ですよね♪ パネットーネは日本でもクリスマスシーズンになるとあちこちで見かけますが、パンドーロはあまり売られていないのがちょっと残念。 でも、私はどちらかといえばパンドーロの方が好きなんです。 パンとスポンジの中間のような、しっとりとして、口どけのいい生地のシンプルな味わいがおいしいんです。 きちんと作るととても手間ヒマがかかって大変なのですが、かといって簡単に作ったものはパサパサしておいしくない。 それならば、と考えたのがこのレシピ。 おいしさのためのヒマはしっかりかけるけれども、手間の部分はホームベーカリーに任せちゃおうという魂胆です。^-^ 2段階に分けて、発酵させたパン生地に、ケーキ生地(ほぼカトルカール)を混ぜるという、一風変わったレシピです。 ケーキ生地を作って混ぜるのが面倒ならば、そのまま混ぜてしまってもおいしくできますが、きちんとクリーミングして作ったケーキ生地を加える方が、口どけが良いのは確かです。 幸い我が家のホームベーカリーは、捏ねと、発酵と、焼きを単独で使うことができるので、こういうパンにはとても便利なんです。 コースメニューしかないホームベーカリーを使ってるかたは、コースの時間をうまくあわせてできるかな?? 多くのホームベーカリーは、電源を抜くとコースを中断し、もう一度プラグを差し込むと、続きからスタートしますよ。そして、停止(取消)ボタンを長押しすると、コースを途中終了することができるようです。 パンドーロは、少しフレーバーがあるとおいしいので、今回はパパの実家でとれたオレンジの皮を摩り下ろして加えました。 レモンでもさわやかです。 バニラビーンズがあればぜひ使ってください♪ ホームベーカリーで作るパンドーロ(1斤) 【材料】 =発酵生地1= ・強力粉 100g ・インスタントドライイースト(赤サフ) 1g ・水 約70g =発酵生地2= ・強力粉 100g ・インスタントドライイースト(金サフ) 1g ・砂糖 15g ・バター 15g ・卵 60g ・牛乳 15g =ケーキ生地= ・強力粉 100g ・インスタントドライイースト(金サフ) 1g ・塩 3g ・無塩バター 100g ・砂糖 100g ・卵 100g(卵黄の割合を多くするときれいな黄金色のパンになります) ・あれば無農薬オレンジの皮の摩り下ろし 1個分 ・グランマルニエ 小さじ1 =仕上げ= ・粉砂糖 大さじ3 【作り方】 (1)発酵生地1の材料をホームベーカリーに入れて、10分捏ねる。2倍になるまで発酵させる。(約40分) (2)発酵生地1に、発酵生地2の材料を加えて、10分捏ねる。2倍になるまで発酵させる。(約40分) (3)ケーキ生地を作る。室温に戻したバターを柔らかく練り、砂糖を加えて、白っぽくなるまでハンドミキサーでホイップする。溶き卵を少しずつ加えながら、マヨネーズ状になるまでホイップする。オレンジの皮の摩り下ろし、グランマルニエ、塩を加えて混ぜる。強力粉とイーストを加えて、ゴムベラで混ぜる。 (4)発酵生地2に、ケーキ生地を3回に分けて加え、その都度ホームベーカリーで捏ねる。(生地が混ざりにくければ、小さなゴムベラなどでちょっと助けてあげても。)生地がなめらかになれば、2倍になるまで発酵させる。(約1時間)低速で混ぜてパンチ。表面にハリがでたら捏ねを止めて、最終発酵。(約1時間半)パンケースの7~8割まで膨らんだら、35分焼く。 (5)焼きあがったら、パンケースから取り出して、網の上で冷ます。冷めたら、粉砂糖と一緒に食パン袋に入れ、袋を振ってパン全体に粉砂糖をまぶしつける。上下を返してお皿に置き、縦にカットしていただきます。 鮮やかな黄金色のクラムは、ふんわりやわらかでしっとり、でもきちんとヒキもあるのがスポンジケーキとは違う、このパンのおしいさのポイントです♪
by breadnote
| 2010-12-01 13:32
| ぱん
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