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ラングドック地方の名物料理 カスレ

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先日あけた白ワイン「Chateau d' Oupia」がフルーティで芳醇で、期待にもれずおいしかったので、もう一本の赤ワイン「Gerard Bertrand Reserve Speciale」の方にも期待が膨らみます♪
いったいどんなお料理でいただこうかと迷った結果、やはり「ラングドッグのワインにはラングドックの郷土料理をあわせて飲みたい!」ということになり、ラングドックはトゥールースの名物料理「カスレ」を作ることにしました。
本場のカスレは作るのも材料をそろえるのも大変なので、簡単に手に入るものを使って、圧力鍋で手軽に作ってしまいますよ。
でも、味は最高!!

カスレは以前にもレシピを紹介したことがあるのですが、今回のはさらに簡単!
3日前に塩豚を仕込んでおく必要はあるのだけど、冷蔵庫で寝かせておくだけなので、当日は圧力鍋でお肉を一気にやわらかくしたら、豆を加えて水気を飛ばしながら煮込み、後は食べる直前にグラタン皿などに入れて焼くだけです!

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カスレ(約4人分)

【材料】

 豚バラ塊肉 400g
 自然塩 20g(お肉の5%)
 キビ砂糖 7g(塩の約1/3)
 ミックスハーブ 1g

 オリーブオイル 大1
 にんにく 1~2片
 たまねぎ 中1個
 白ワイン 1カップ
 荒ごしトマト 1と1/2カップ
 チキンブイヨン 1カップ
 白いんげん豆 1缶
 塩コショウ 適宜

 荒挽きウィンナー 4本
 パセリ 適宜
 生パン粉 適宜

【作り方】

①塩豚を仕込む、ジップロックに塩、砂糖、ハーブを入れて、そこに5cm幅に切った豚バラ塊肉を入れて全体によく馴染ませる。そのまま1~3日間冷蔵庫で寝かせる。水が出たら捨てる。使う直前に軽く洗い流し、キッチンペーパーで水分をふき取る。

②にんにくとたまねぎは繊維を断ち切るように(繊維に対して垂直に)スライスする。

③圧力鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、塩豚に焼き色をつける。にんにくとたまねぎも加えて炒め、しんなりしたら、白ワインを一気に加え、鍋底の旨みをこそげとる。荒ごしトマト、チキンブイヨンも加え、ふたをして煮込む。圧力がかかり始めたら弱火にして10分、その後火を止めて自然に冷ます。

④ふたが開けられるようになったら、水気を切った白いんげん豆を加え、ふたを開けたまま煮込む。とろりと濃度が付いて来たら、味を見て塩コショウで調える。(塩はほとんど必要ないはず。)冷ましておく。

⑤耐熱皿に④を入れて、ウィンナーをのせ、生パン粉とパセリのみじん切りを散らす。トースターでこんがり焼いたらできあがり♪

これはぜひ、ラングドック地方の明るく力強い赤ワインで召し上がれ~♪


南フランスラングドックのAOCワイン&IGPペイ・ドックワインと楽しむレシピコンテスト参加中
by breadnote | 2010-09-28 10:44 | おりょうり
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